Wilcomの刺繍ソフト販売・サポートについて

Wilcomの刺繍ソフト「EmbroideryStudio」のパッケージ紹介!価格とオプションについて

ウィルコム 刺繍ソフト刺繍ソフト
やまもと
やまもと

こんにちは。糸の帆(itonoho)のやまもとです。

Wilcomの刺繍ソフト「Wilcom EmbroideryStudio」についてまとめました。私自身も愛用させていただいているソフトです。

刺繍ソフトの中でもトップクラスの性能だということは言うまでもありませんが、機能が多すぎることから、なかなかパッケージを選べないという難点もあるんですよね…。ネット上の情報もほとんどありませんし、中にはかなり古い情報も見かけます。

ここではWilcom ESのパッケージやオプションの全体像をご紹介します。

弊社はWilcomの特約店としてESシリーズの販売・サポートも行っております。Wilcomの刺繍ソフトをご検討の方はお気軽にご相談ください。

Wilcom刺繍ソフト「EmbroideryStudio」のパッケージと価格表

製品クラス商品名称グレード定価(税別)
MAES e4 Designing | Masterマスター1,650,000円
ADES e4 Designing | Advancedアドバンス1,350,000円
GSES e4 Designing | Gold Standardゴールドスタンダード1,000,000円
STES e4 Designing | Standardスタンダード800,000円
BAES e4 Designing | Basicベーシック650,000円
DEES e4 Decoratingデコレイティング450,000円
EES e4 Editingエディティング300,000円
LES e4 Letteringレタリング200,000円
Wilcom ES-e4 価格表

こちらがWilcom(ウイルコム)の刺繍ソフト(ES現行シリーズ)の価格表です。

「基本パッケージ」「エレメント」「フォント」の組み合わせで構成が変わりますが、20万円~200万円ほどの価格帯になります。

まずパッケージは大きく分けて4種類あります。

Wilcom刺繍ソフト
  1. Designing(デザイニング)・・・プロのデジタイザー向け
  2. Decorating(デコレーティング)・・・初心者~プロまでの基本パンチング
  3. Lettering(レタリング)・・・ネーム刺繍専用
  4. Editing(エディティング)・・・レタリング+編集機能

Wilcom ESの主要パッケージは「デザイニング」「デコレーティング」「レタリング」「エディティング」の4つ。

最上位のESデザイニングには「ベーシック(BA)」「スタンダード(ST)」「ゴールドスタンダード(GS)」「アドバンス(AD)」「マスター(MA)」の5つのグレードがありますが、これらの違いは最初についてくるオプションの数です。

オプションについては後ほど詳しく解説しますので、まずは4種類のパッケージの特徴を見ていきましょう。

Wilcomの刺繍ソフトの変遷

  • 2005年~ ES-2006(ES65、ES45、ES21Dなど)※サポート終了
  • 2011年~ ES-e2.0(ESレベル1~3、デコスタジオなど)※サポート終了
  • 2013年~ ES-e3.0(ESレベル1~3、ベーシック、デコレイティング、エディティング、レタリング)
  • 2018年~ ES-e4.1
  • 2019年~ ES-e4.2
  • 2020年~ ES-e4.5

1、ESデザイニング

Wilcom ESデザイニング

ESデザイニングはプロのデジタイザー向けのソフトです。価格は650,000円(税別)からで、Wilcomの全ての機能を扱うことがでる最上位パッケージとなっています。

デジタイザーとして仕事をしたい方や、デザイン性のある刺繍を売りにしたいという方におすすめ。

ESデザイニング以外のパッケージはオプション追加に制限があります。全ての機能が使えるのはデザイニングのみです。

2、ESデコレーティング

Wilcom ESデコレーティング

ESデコレーティングは、オーダーメイドの刺繍ショップやアパレル業界で使われる標準ソフトとなっています。価格は450,000円(税別)からで、シンプルなデジタイズ機能とステッチのフル制御、レタリング等が可能です。

上記のESデザイニングと比べると、オプション機能による特殊ステッチは生成できませんが、その他通常のデジタイズはデザイニング同様の高水準で行えます。

3、ESレタリング

Wilcom ESレタリング

ESレタリングは、ネーム刺繍専用のパッケージです。デジタイズをしない小売店や生産機関のために開発されました。

価格は200,000円(税別)から。刺繍業界トップクラスのレタリング機能が使えます。

用途が名入れ刺繍のみという方はこちらがおすすめ。

4、ESエディティング

Wilcom ES編集

ESエディティングは、上記のESレタリングに編集機能が付いたパッケージです。データの編集をフル制御できるので、デジタイズしてもらったデータを手元で修正することができます。

価格は300,000円から。ネーム刺繍メインで自分でデジタイズはしないものの、デザインを外注した際に、色変更・変形・並び替えといった簡単な編集作業は自分でしたいという方におすすめです。

追加機能「ES Elements(エレメント)」について

上記パッケージの価格は全て「○○円から」という表現をしていますが、それは「Elements(エレメント)」と呼ばれる追加オプションが存在するからです。

エレメントには、モチーフや手縫い風効果などが付けられる特殊ステッチを生成する機能や、サガラ、シークイン、ビーズ刺繍といった特殊マシン用のデザインを作成する機能があります。

購入時にはこちらもあわせて見積もっておく必要がありますね。

パッケージによってオプション追加に制限がある

エレメント製品クラス定価(税別)
生産性向上エレメントLEDEBASTGSADMA
アドバンスアウトラインセット85,000円
チームネームアドバンス(レイアウト)85,000円
配置機能85,000円
クリエイティブエレメントLEDEBASTGSADMA
任意針落ちスプリット機能
(スタンプ機能を含む)
85,000円
フォトフラッシュ120,000円
グラデーション機能及び特殊効果
クロスステッチ/スティプル)
100,000円
カーブ効果
(ラインステッチ/カーブタタミ指定)
85,000円
モチーフ機能85,000円
スパイラルフィル85,000円
ストリングステッチ(鏡等のステッチ留め)85,000円
モチーフランアドバンス(可変モチーフ)85,000円
迷路フィル85,000円
リーフ・コーラルフォトステッチ85,000円
手刺しゅう風効果85,000円
スペシャルエレメントLEDEBASTGSADMA
任意文字の書体作成機能180,000円
自動シークィンアドバンス(Twin対応)260,000円
自動サガラ機能280,000円
USB Wifi 本体装置USBポートがあれば接続可能72,000円
Wilcom ESシリーズ機能比較表(日本仕様)
●は標準機能、○は購入可能オプション

ただ先ほども少し触れましたが、パッケージによってオプションの追加に制限があるのでご注意ください。

ESデザイニングのみ全てのエレメントが扱えます。最初に基本グレードの「ベーシック」を購入しておけば、あとからすべてのオプションを追加購入することが可能。ちなみに、初めから上位グレードを購入するメリットは、追加購入するよりもお得な値段でオプションが付いてくるところですね。

一方、ESデコレーティング、ESレタリング、ESエディティングの3つは、エレメント追加に制限がかかります。

全オプションの詳細と各パッケージごとの対応オプションは公式サイトでご確認いただけますので、ぜひ一度チェックしてみて下さい。

Wilcom ESの日本語フォントの価格について

Wilcom ES 日本語フォント
商品名称登録文字数定価(税別)
平成楷書体7,70845,000円
平成行書体7,70945,000円
平成明朝体6,44645,000円
平成太ゴシック6,44745,000円
平成丸ゴシック6,44745,000円
平成勘亭流6,44745,000円
ネーム楷書3,93545,000円
ネーム行書3,55345,000円
平成ポップ6,51945,000円
スポーツ楷書(縁取り有と無の2書体セット)6,54745,000円
4書体パック150,000円
6書体パック220,000円
7書体パック250,000円
10書体パック300,000円
家紋データ集240点30,000円
筆KENJI(英文字筆記体)英数字のみ15,000円
日本語漢字刺しゅう書体

日本語フォントの価格は上記をご参照ください。

CorelDRAW(コーレルドロー) が付いてくるのも魅力

そして最後に、Wilcom ESのパッケージ紹介に欠かせないのが「CorelDRAW(コーレルドロー)」の存在です。

CorelDRAWはデザインソフトで、ベクター・ビットマップ形式のファイルを自在に編集できます。実際に刺繍データを作るときは、CorelDRAWで素材を整えてから、Wilcom ESで読み込んでデジタイズという流れです。

さらに、ESに統合されているので個別にソフトを立ち上げる必要がなく、いつでもCorelウィンドウとWilcomウィンドウを切り替えながら編集が可能。デザイン制作とデジタイズがスムーズに行えます。

いきなり刺繍ソフトで素材を読み込むのと、一度デザインソフトで整えてから読み込むのでは、デジタイズのしやすさに雲泥の差が出ます。特にオートパンチを多用する方はこれがないとやっていけません。

ちなみに日本で有名なデザインソフトと言えばAdobeのIllustratorですが、海外ではCorelDRAWが主流といわれています。Wilcomの刺繍ソフトにふさわしいプロ仕様のデザインソフトなので、性能も申し分ありません。

このクラスのデザインソフトは値段もかなりのものなので、セットで付いてくるというのはかなり魅力的です。

CorelDRAWは「ESデザイニング」と「ESデコレーティング」にのみ付いてきます。

刺繍ソフトは、今やりたいこと+今後の展開によって、おすすめの構成が変わってきます。

ご不明な点はお気軽にご相談ください。

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