Wilcomの刺繍ソフト「EmbroideryStudio」のパッケージ紹介!価格とオプションについて

WilcomEmbroideryStudio 刺繍ソフト

山本凌哉

こんにちは!糸の帆(itonoho)のやまもとです。

Wilcomの刺繍ソフト「Wilcom EmbroideryStudio」についてまとめました。

最新バージョンのラインナップやオプションの概要をご紹介します。

弊社はWilcom販売店としてESシリーズの販売・サポート・講習を行っております。ご不明な点やご相談、お見積りのご依頼ございましたらお気軽にお声がけくださいませ。弊社限定のサービスもご用意しております!

Wilcom刺繍ソフト「EmbroideryStudio」ラインナップと価格表

製品クラス商品名称グレード定価(税別)
MAES DE-HL Designing | Masterマスター1,580,000円
ADES DE-HL Designing | Advancedアドバンス1,180,000円
BAES DE-HL Designing | Basicベーシック780,000円
DEES DE-HL Decoratingデコレイティング480,000円
BEES DE-HL Beginnersビギナーズ390,000円
EES DE-HL Editingエディティング320,000円
LES DE-HL Letteringレタリング210,000円
Wilcom ES DE-HL(日本国内仕様)価格表

こちらがWilcom(ウイルコム)の刺繍ソフト(ES現行バージョン)の価格表です。

「商品グレード」「エレメント」「日本語フォント」の組み合わせで構成が変わりますが、20万円~200万円ほどの価格帯になります。 詳細は別途お見積り致しますので、お気軽にお問い合わせください。

商品ラインナップは大きく分けて5種類。

Wilcom刺繍ソフト
  1. Designing(デザイニング)・・・プロのデジタイザー向け
  2. Decorating(デコレイティング)・・・初心者~プロまでの基本パンチング
  3. Beginners(ビギナーズ)・・・デコレイティングのCorelDRAWなし版
  4. Lettering(レタリング)・・・ネーム刺繍専用
  5. Editing(エディティング)・・・レタリング+編集機能

最上位のESデザイニングには「ベーシック(BA)」「アドバンス(AD)」「マスター(MA)」の3つのグレードがありますが、これらの違いは最初からついてくるオプションの数です。あとから個別に追加するよりもお得にご購入いただけます。

オプションについては後ほど詳しく解説しますので、まずは5種類のパッケージの特徴を見ていきましょう。

Wilcomの刺繍ソフトの変遷

  • 2005年~ ES-2006(ES65、ES45、ES21Dなど)※サポート終了
  • 2011年~ ES-e2.0(ESレベル1~3、デコスタジオなど)※サポート終了
  • 2013年~ ES-e3.0(ESレベル1~3、ベーシック、デコレイティング、エディティング、レタリング)※サポート終了
  • 2018年~ ES-e4.1
  • 2019年~ ES-e4.2
  • 2020年~ ES-e4.5
  • 2024年~ES-DE

1、ESデザイニング

ESデザイニングはプロのデジタイザー向けのソフトです。

価格は780,000円(税別)からで、Wilcomの全ての機能を扱うことがでる最上位パッケージとなっています。逆に言うとこれ以上の刺繍ソフトはありません。

デジタイザーとして仕事をしたい方や、デザイン性のある刺繍を売りにしたいという方におすすめですね。

2、ESデコレイティング

ESデコレイティングは、オーダーメイドの刺繍ショップやアパレル業界で使われる標準ソフトとなっています。価格は480,000円(税別)からで、シンプルなデジタイズ機能とステッチのフル制御、レタリング等が可能です。

上記ESデザイニングと比べると、オプション機能による特殊ステッチは生成できませんが、その他基本のデジタイズはデザイニング同様の高水準で行えます。

デコレイティングのデジタイズツールは、デザイニングと比べ若干性能が落ちます。便利なショートカットが使えない等の使いづらさがあります。

3、ESビギナーズ

ESデコレイティングのCorelDRAWなしバージョン。

価格は390,000円(税別)からで、初期投資を抑えたい方におすすめのパッケージになります。ビジネスが軌道に乗ってきたら上位パッケージにアップグレードすることも可能です。(BA以上から)

4、ESレタリング

ESレタリングは、ネーム刺繍専用のパッケージです。デジタイズをしない小売店や生産機関のために開発されました。

価格は210,000円(税別)から。刺繍業界トップクラスのレタリング機能が使えます。

レタリングオブジェクト以外のデザインの編集はできませんので、用途が名入れ刺繍のみという方におすすめのパッケージです。

5、ESエディティング

ESエディティングは、上記のESレタリングに編集機能が付いたパッケージです。データの編集をフル制御できるので、外注した刺繍データを手元で調整することができます。

価格は320,000円から。ネーム刺繍メインで自分でデジタイズはしないものの、デザインを外注した際に、色変更・変形・並び替えといった簡単な編集作業は自分でしたいという方におすすめです。

追加機能「ES Elements(エレメント)」について

Wilcom ESエレメント

上記パッケージの価格は全て「○○円から」という表現をしていますが、それは「Elements(エレメント)」と呼ばれる追加オプションが存在するからです。

エレメントには、モチーフや手縫い風効果などが付けられる特殊ステッチを生成する機能や、サガラ、シークイン、ビーズ刺繍といった特殊マシン用のデザインを作成する機能があります。

購入時にはこちらもあわせて見積もっておく必要があります。

パッケージによってオプション追加に制限がある

エレメント製品クラス定価(税別)
生産性向上エレメントLEDEBAADMA
アドバンスアウトラインセット90,000円
チームネームアドバンス(レイアウト)90,000円
任意文字の書体作成機能180,000円
クリエイティブエレメントLEDEBAADMA
任意針落ちスプリット機能90,000円
フォトフラッシュ120,000円
モチーフ機能90,000円
ストリングステッチ(鏡等のステッチ留め)90,000円
モチーフランアドバンス(可変モチーフ)90,000円
迷路フィル90,000円
リーフ・コーラルフォトステッチ90,000円
手刺しゅう風効果90,000円
特殊機用エレメントLEDEBAADMA
単色シークィン180,000円
自動シークィンアドバンス(Twin対応)250,000円
自動サガラ機能250,000円
自動ビーズ機能250,000円
Wilcom ESシリーズ機能比較表(日本仕様)
●は標準機能、○は購入可能オプション

ただ先ほども少し触れましたが、パッケージによってオプションの追加に制限があるのでご注意ください。

ESデザイニングのみ全てのエレメントが扱えます。最初に基本グレードの「ベーシック」を購入しておけば、あとからすべてのオプションを追加購入することが可能。ちなみに、初めから上位グレードを購入するメリットは、追加購入するよりもお得な値段でオプションが付いてくるところですね。

クリエイティブオプションを使用した参考刺繍データは下記の記事で紹介しております。ご購入前に気になる刺繍データがございましたら、必要なオプション等をご説明させていただきますのでお気軽にご相談ください。

Wilcom ESの日本語フォントの価格について

Wilcom ES 日本語フォント
商品名称登録文字数定価(税別)
平成楷書体7,70840,000円
平成行書体7,70940,000円
平成明朝体6,44640,000円
平成太ゴシック6,44740,000円
平成丸ゴシック6,44740,000円
平成勘亭流6,44740,000円
ネーム楷書3,93540,000円
ネーム行書3,55340,000円
平成ポップ6,51940,000円
スポーツ楷書(縁取り有と無の2書体セット)6,54740,000円
4書体パック152,000円
5書体パック180,000円
6書体パック204,000円
7書体パック224,000円
8書体パック240,000円
9書体パック252,000円
10書体パック260,000円
家紋データ集240点20,000円
筆KENJI(英文字筆記体)英数字のみ15,000円
日本語漢字刺しゅう書体

日本語フォントの価格は上記となります。

書体パックの中身は、お客様がこの中からお好きな書体をお選びいただく形です。

英語フォントはあらかじめいくつか入っておりますが、日本語フォントは全て有料オプションとなりますのでご注意ください。

PCに内蔵されているTrueTypeフォントも自動変換で出力は可能です。ただしオートパンチなので書体によってかなりの修正が必要。ネームビジネスをしたい方は刺繍フォントの導入をおすすめ致します。

CorelDRAW(コーレルドロー) が付いてくるのも魅力

そして最後に、Wilcom ESのパッケージ紹介に欠かせないのが「CorelDRAW(コーレルドロー)」の存在です。

CorelDRAWはデザインソフトで、ベクター・ビットマップ形式のファイルを自在に編集できます。実際に刺繍データを作るときは、CorelDRAWで素材を整えてから、Wilcom ESで読み込んでデジタイズという流れです。

さらに、ESに統合されているので個別にソフトを立ち上げる必要がなく、いつでもCorelウィンドウとWilcomウィンドウを切り替えながら編集が可能。デザイン制作とデジタイズがスムーズに行えます。

いきなり刺繍ソフトで素材を読み込むのと、一度デザインソフトで整えてから読み込むのでは、デジタイズのしやすさに雲泥の差が出ます。特にオートパンチを多用する方はこれがないとやっていけません。

ちなみに日本で有名なデザインソフトと言えばAdobeのIllustratorですが、海外ではCorelDRAWが主流といわれています。Wilcomの刺繍ソフトにふさわしいプロ仕様のデザインソフトなので、性能も申し分ありません。

このクラスのデザインソフトは値段もかなりのものなので、セットで付いてくるというのはかなり魅力的です。

CorelDRAWは「ESデザイニング」と「ESデコレイティング」にのみ付いてきます。

刺繍ソフトは、今やりたいこと+今後の展開によって、おすすめの構成が変わってきます。

ご不明な点はお気軽にご相談ください。

コメント