関わると重症化!?全国の刺繍ファンが集まるE-刺繍工房ってどんなとこ?

E-刺繍工房 畔柳悦子さん 刺繍日記

山本凌哉

こんにちは!糸の帆(itonoho)のやまもとです。

今回はなんとあのE-刺繍工房さんにお邪魔させていただきました!

刺繍教室や刺繍データ作成代行のお仕事で大変お忙しいなか、終日お時間を作っていただいたことに感謝いたします。

最終的には急遽E-girlsの皆様にも駆けつけていただき、大変充実した学びの多い1日になりました。

E-刺繍工房の魅力とは?

E-girls 刺繍CD

刺繍業界にいたら誰もが一度は目にする「E-刺繍工房」。それもそのはず、2009年よりミシン刺繍一筋でブログを書き続けていらっしゃる人気ブロガーさんです。

実は私自身、今の活動をするずっと以前から拝見させていただいておりました(笑)

代表の畔柳悦子さんは、ミシン刺繍教室のほか、刺繍データCDの販売や刺繍データ作成代行など幅広く活動されていらっしゃいます。強みはホームユーザー向けの「刺しゅうプロ」「ベルニナ」から業務用の「wilcom ES」「Pulse DG」まで一通りの知見があること。メーカーや代理店さんにもなかなかいらっしゃらない、個人ならではの貴重なお方だと思います。

E-刺繍工房 タジマ工業用刺繍機

工房にはタジマの工業用刺繍機や昇華システムまで完備されています。ここまで環境が整った個人教室というのは類を見ないですよね(笑)

趣味からビジネス展開したい方などにとっては、それぞれの刺繍ソフトの違いを実際目にできる魅力も大きいと思います。私自身ソフトについてはそれなりに勉強しているつもりですが、畔柳さんのお話をきいていて新たに学ばせていただくことが沢山ありました。

刺繍データ制作のノウハウだけでなく、必要な資材の基本や加工テクニックなども学べるため、リピーターさんも後を絶たないとお聞きしています。多くの生徒さんのご要望(やりたい刺繍)に応えるために試行錯誤してきた時間が、全て知識と技術としてストックされているんです。

E-刺繍工房 刺繍作品

過去の刺繍作品をお見せいただきながら、ご自身で研究されてきたアイデアを沢山教えていただきました。心からミシン刺繍を愛していて、長く刺繍業界で走り続けてきた畔柳さんの凄さを再認識させていただいた瞬間です。

実際、畔柳さんの所へは多くの作家さんたちが集います。E-girlsの皆様は、一様に彼女の門下生として訪れた仲間たち。今では皆さんが刺繍作品や刺繍データの販売などされ、切磋琢磨しながら各々活躍中です。皆様ご自身の世界観を持っていらっしゃる方々で、それは作品を見ているだけで伝わってくるかと思います。私自身にはまだそういった世界観がないので、また皆様から勉強させていただきたいです。

こんなご時世(コロナ禍)ですが、自宅でビジネスが出来るのはやっぱりありがたいですよね。私の母も手芸の時間は幸せそうに過ごしていますが、E-girlsさんたちも皆さん明るく、楽しさが伝わってきます。打ち込めることがあるということが人生を豊かにするんですね。

ミシン刺繍フェスティバル

ミシン刺繍フェスティバル2021

そして目が離せないのがミシン刺繍フェスティバル。主宰の畔柳さんはじめ、E-girlsのメンバー達の協力により開催されているミシン刺繍業界のビッグイベント。

刺繍業界の大手企業様からも沢山の協賛を得て、2021年もかなりの盛り上がりを見せておりました。

ちなみに次回は1,000人規模で開催するのが目標とのこと。途方もない数字のようですが、パワーみなぎる活動を見ていると実現できそうに思えるから不思議です。実際にお会いさせていただきその思いは強くなりました。

ミシン刺繍業界でもHOTで目が離せない素敵なお姉さま達です。ちなみにE-刺繍工房を訪れた方はかなりの確率で「刺繍病」にかかるのだとか…。その点あらかじめご了承ください。

ミシン刺繍のアイデアを出し合い高め合える環境

最終的には本当に急遽なんですが、E-girlsの皆様にも工房に駆けつけていただき、Wilcomのzoom講習会が開催されました。あっという間で気が付いたら20時を過ぎていました(笑)

その様子はE-刺繍工房さんのブログにてどうぞ。

いつものごとくすぐにアップされていましたね(笑)

翌日にも教室のご予定があるというのに、本当に貴重なお時間を作っていただき感謝しかありません…。

人が集まる環境では沢山のアイデアが生まれます。

正直ソフトの使い方やパンチングの基本であれば、誰もが一度習えばそれなりに身につけられるのかもしれません。難しくも肝心なのはその先の応用やツールの活かし方。いわゆるマニュアルには載っていない部分ですね。

刺繍データ作りは一人黙々とやる作業ではありますが、実際これだけだとなかなか技術向上は難しいように感じます。一人が思いつくアイデアなんて所詮限られてますからね…。作家さん各々に作風があるように、その道に進んだからこそ見つけられた手法が必ず出てきます。

私もお会いした皆様からいただいた情報に見合う知識をお渡しできるように、日々精進、技術開発しなければと感じさせられました…。

E-刺繍工房さんはそういったお話が自然と集まる環境です。企業様から協賛を得られているのも、畔柳さんやE-girlsさんたちの刺繍に対する熱量や人柄があってこそでしょう。

刺繍でお悩みの方はぜひご相談に伺ってみてください。ミシン刺繍を趣味として楽しむだけにとどまらず、ビジネスとしてもやってけるようにアドバイスしていただける教室です。

刺繍教室の予約はすぐに埋まってしまいますので、ぜひブログをチェックして次回の予約受付をお待ちください。

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