愛犬の写真を刺繍額にしてみた【コーラルフォトステッチ】

コーラルフォトステッチ 刺繍日記

山本凌哉

こんにちは!糸の帆(itonoho)のやまもとです。

愛犬の刺繍を作ってみました。コーラルフォトステッチを使った刺繍です。

どうぞ見ていってください。

愛犬の写真を刺繍額にしてみた

犬 写真

今回刺繍するのはこちらの写真。けっこう前に撮ったものなんですけど可愛くて気に入ってます。

とりあえずステッチ変換しやすいように加工してから刺繍データにしていきましょうか。

1、Photoshopで写真を切り抜き

Photoshop 写真切り抜き
Photoshop 写真切り抜き

まずはPhotoshopを使って写真を切り抜き。背景があると上手くコーラルフォトステッチが使えませんので…。

といっても毛まで細かく切り抜く必要はありません。ザックリでOKです。

2、CMYKで色分解

CMYK色分解
C/M/Y/K

続いてCMYKで色分解。

方法は色々ありますが、私の場合は写真を加工したついでにPhotoshopでやってしまいます。

各色ごとにグレースケールで濃い場所がはっきり分かるので、工夫次第ではいろんな使い方ができる気がします。今回もその一例です。

3、刺繍ソフトで読み込みコーラルフォトステッチ

Wilcom ESデザイニング コーラルフォトステッチ
Wilcom ESデザイニング コーラルフォトステッチ

用意した画像を「シアン」「マゼンタ」「イエロー」「ブラック」の順で読み込みコーラルフォトステッチ。それを同順番で重ねます。

今回使用した糸
  • 1246 Aquatic(Pearl Yacht Rayon)
  • 1135 Strong Purple(Pearl Yacht Rayon)
  • 1701 Chicken Stock(Pearl Yacht Rayon)
  • 1197 Black(Pearl Yacht Rayon)

するとあら不思議。写真が浮かび上がってきました。

Wilcom ESデザイニング コーラルフォトステッチ

あとは細かいステッチの調整。所々にある長い直線ステッチが目立つ場合は、切ってほつれ止めを入れておくとより綺麗になります。

これで刺繍データは完成です。

4、刺繍して額に入れたら完成

コーラルフォトステッチ

それでは刺繍に移りましょう。

コーラルフォトステッチはステッチが密集して縫い縮みが起きやすいので、なるべく丈夫な生地を使うのがおすすめ。今回はツイルに接着芯(ハイボン150P )を貼っています。

額に入れたら完成です。

コーラルフォトステッチ

遠くから見るほど綺麗に浮かび上がって見えますが、近くでみるのもそれはそれで味があります。インテリアとしても面白いんじゃないでしょうか。

もちろん中にはコーラルフォトステッチするのが難しい写真もあります。色々試し甲斐がありますね。

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