こんにちは!糸の帆(itonoho)のやまもとです。
今回はPCモニター(ディスプレイ)のお話です。
刺繍データを作っていると、ある程度の大きさのモニターが欲しくなりますよね。特にWilcom ESの場合は情報量が多いので、小さい画面だと作業しづらいです。
ノートパソコン1台で作っていらっしゃる方も多く見かけますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
PCモニターひとつで刺繍データ作りがはかどります
モニターがあるのとないのでは、刺繍データ作りの効率に大きな差が出ます。
小さな画面だと一部ツールが隠れてしまったり、ドッカーを常時表示できなかったり…。ノートパソコンの画面は言うまでもありませんが、同じモニターでもサイズの違いによってけっこう使い勝手が変わってくるんです。
私はもともと23インチのモニターを2枚並べて使っていましたが、別途刺繍ソフトのためだけに27インチの4Kモニターを用意しました。
デザインウィンドウを確保しつつ、その他情報も常に表示したい
Wilcomの場合は扱う情報量が多いので、画面領域の管理は効率化において重要なポイントとなります。
当然「デザインウィンドウ」はある程度の大きさで表示しておきたいですし、「ツールバー」や「ドッカー」など頻繁に使うものはできるだけ常に表示しておきたいですよね。
私の場合は「オブジェクトプロパティ」「カラーオブジェクトリスト」「ステッチリスト」「パレットを編集」あたりは常に表示していますね。(ウィンドウ>ドッカーで一覧が確認できます)
人によって良く使うツールやドッカーも違うでしょうから、そこは自分のスタイルに合わせてカスタマイズしてもらえたらと思います。ショートカットと組み合わせればかなりのマウス操作を削減できるはずです。
Wilcom ES e4.5では高解像度の4Kモニターをサポート
ちなみにWilcom ESはe4.5から高解像度の4Kモニターをサポートするようになりました。グラフィック領域が広がってもツールもしっかり見えます。(詳細はリリースノートにてご確認いただけます)
やはり刺繍ソフトはデザインを扱うソフトなので、綺麗に映るというのは使っていて気持ちが良いです。その分お値段もしますが、細かいステッチも鮮明に見られるので個人的にはかなり気に入っています。
私が実際に使っているおすすめモニターを紹介
ちなみに私が使っているモニターはこちら。「PHILIPS(フィリップス)78E1A/11」 です。
主要スペックはこんな感じ。
このスペックがあれば、Wilcom ESでも全く不自由なく使えると思います。
デザインウィンドウの領域もしっかり確保しつつ、主要ドッカーもすべて常時表示できるようになりり、それでもちょっと余裕があるくらい。2画面で作業している方はドッカーのみ2枚目のモニターに表示させておくこともできるのですが、やはり1枚で完結している方が個人的には好きですね。
安くはありませんがこのスペックにしては比較的お手頃なお値段となっています。
小さな画面に慣れている方は、画面が大きくなることで目が疲れるかもしれませんが、数日ですぐに慣れると思います。大きすぎるというのも問題なので、個人的には金額等も踏まえ27インチくらいあれば十分じゃないかなぁという感じですね。
4Kの特徴を活かしたいなら32インチくらいあっても良いかもしれませんが、あとは好みの問題になってくるかと思います。モニター導入をご検討の際はぜひ参考にしてみてください。
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