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ミシン刺繍枠の正しい使い方!デザインや生地に応じて使い分けよう

刺繍ミシン 刺繍枠刺繍のやり方
やまもと
やまもと

こんにちは。糸の帆(itonoho)のやまもとです。

ミシン刺繍には「刺繍枠」が欠かせません。

ここではそんな刺繍枠の選び方や使い方を紹介します。

ミシン刺繍枠(フープ)の正しい使い方

家庭用刺繍ミシン 刺繍枠

刺繍枠は間違った使い方をすると、縮みやズレなどが生じて仕上がりに差が出てしまいます。

それほど重要なんですが、ミシンの取説にもそれほど詳しく書かれていませんし、実際誤解を招く表現も多く見かけます…。

刺繍枠を使うときは下記の4つのポイントを意識してみてください。

刺繍枠を使うときのポイント
  1. 刺繍データがちょうど収まるサイズが理想
  2. できれば四角よりも丸を
  3. 張り過ぎない
  4. ネジを締め過ぎない

1、刺繍データがちょうど収まるサイズが理想

刺繍枠は複数のサイズが用意されていますが、なるべく刺繍データがちょうど収まるサイズの枠を使いましょう。

もちろん刺繍のデザインにもよりますが、遊びの部分が大きいと伸び縮みのリスクが高まります。さらにいうと大きな枠より小さな枠の方が安定しますね。

オプションで別サイズの刺繍枠が用意されている場合は、出来るだけ揃えておきたいところです。

2、できれば四角よりも丸を

刺繍機 刺繍枠

サイズの違いだけでなく、刺繍枠には「四角いタイプ」と「丸いタイプ」が用意されていることもあります。

もちろんデザインに合った形状が良いのですが、一般的には四角よりも丸の方が安定すると言われています。生地を挟んだ際に、全方向に対してバランスよく力が加わるからです。

3、生地を張り過ぎない

刺繍枠に生地をセットするときは、「タンバリンのように張りを持たせる」イメージで良いのですが、力の限り引っ張れば良いわけでもありません。

極端に張り過ぎると、刺繍するまでは良くても枠から外したとたん生地が縮んでしまいます。

生地は織物と呼ばれ、タテ糸とヨコ糸を規則的に織って作られています。生地によって異なりますが、共通して言えるのはバイアス方向(斜め)に伸びやすい性質があること。

刺繍枠にセットする際は、糸目が上下左右真っすぐにするのが重要で、たるませないだけでなく、斜め方向に引っ張りすぎないことがポイントです。

またTシャツなどのニット(編物)は更に伸び縮みが激しく、生地とは力加減も当然変わってデリケートさが必要となります。

まずは「接着芯」や「硬化剤」などにより安定させること。次に自然に近い適度な張りで枠にはめることを心がけましょう。

4、ネジを締め過ぎない

刺繍枠 ネジ

最後に刺繍枠のネジを強く締め過ぎないこと。

刺繍枠に生地をセットする手順
  1. 刺繍枠のネジを緩める
  2. 生地を挟む
  3. たるみを補正しながらネジを締める

この仕上げの際、初心者は生地が緩まないように力いっぱいに締めがちです。中にはドライバーやペンチを使って限界まで締めたがる方もいるかもしれません。

そもそも刺繍枠は見て分かる通りそれほど頑丈な作りではありません。仮に工具を使うにしても、ミシンに付属している針板ドライバーのような小さなものにしましょう。普通は指で締める程度で十分です。

家庭用と工業用の刺繍枠の違い

刺繍枠 アタッチメント

ちなみに「家庭用刺繍ミシン」と「工業用刺繍機」では、刺繍枠にもいくつか違いがあります。

まず、家庭用と比べると工業用は使える刺繍枠の数が多いです。

帽子用など専用枠の種類も増えますし、アタッチメントを使うことで別メーカーの刺繍枠も使えるようになるなど、当然できることにも差が出てきます。

さらに大きな特徴として、挟む方向の違いが挙げられます。

家庭用と工業用の刺繍枠
左:家庭用刺繍枠 右:工業用刺繍枠

家庭用と工業用をよく見比べてみると…。刺繍枠のミシンにセットする側が、家庭用は生地より下に、工業用は生地より上に出ているのが分かるでしょうか?

実はこの構造の違いが、筒状の物(完成品)に刺繍できるかどうかに関わっています。

完成品への刺繍
工業用刺繍枠

ご覧の通り、工業用の刺繍枠は下方向に生地が出るため、筒状のものなど完成品にも刺繍ができるというわけです。

私も家庭用から工業用へと進みましたので、初めて知ったときは目から鱗でした…。

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